「藤田屋」でラー初め

「藤田屋」でラー初め

年明け一番のラーメンをと思いまして、今日は三方原の「藤田屋」さんへ。実は年末に行こうと思っていたんですが、なかなか都合が付きませんでして、年明けは今日からってぇことを聞いていたこともありまして、ちょいと遅い昼に出かけていくことにいたしました。

ま、昼が遅くなった理由ってぇのは箱根駅伝でありまして、昔は何の興味もなかったんですが、息子が通っていたのが中央大学で、しかも陸上部。ただし、野郎は短距離でして長距離とはまったく関係がない。とは言え、息子の母校でありまして、やはり中央大学の成績が気になるのは人情でしょうな。ま、たいした成績じゃなかったんですが、今年も何とかシードを守りまして、これもすごいことでありますな。来年に期待をさせていただこうと。

ま、それはおいておきまして、ラーメンであります。メーランであります。コイサーなメーランを年明けに食べたかった。お願いしたのは、もちろん「特製塩ラーメン」であります。








「藤田屋」でラー初め

この琥珀色のスープがたまらない。ここの味を薄くってだめだという方が見えるんですが、ま、あたしの知り合いにもそういう人はおりまして、おそらく科学調味料になれちまっていることと、粗悪な素材を隠すために濃い味付けにしているところでばかり食べているんだろうなと。これだけ深いダシがわからないのは正直ちょいとかわいそうでありますな。濃い味付けにしたのなら、素材の味がわからなくなりますから、何も「厳選素材」なんてぇものは必要なくなりますものね。フライでも何でも、味見もしないで、ソースや醤油をジャブジャブかけちまう方、お気をつけくださいまし。舌の感覚が麻痺しちまいますよ。








「藤田屋」でラー初め

ダシがまた一段と深くなりまして、チーユがひとつ濃厚になった。そんなスープに合わせてか、つるりと滑らかな麺は少しばかり固ゆでになりまして、このバランスがまたいい。小麦の香り豊かな麺とスープの相性は抜群でありますな。正直安いラーメンじゃないんですが、1000円出しても悔いのない味でありまして、それどころか、この深い味わいがこの値段でいただけるのかってぇことのほうが大きい。年明け一番にまずはこの味からのスタートであります。本日もおいしくいただきましてご馳走様でした。

(いつ来ても美味い)







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