女房と山歩きをしたときの景色であります。冬の間寝ていた山にも気配が戻りまして、気が充満しているようであります。深い山間に流れる水も清く澄んでおりまして、心を洗い流してくれるようでありますな。たまにはこういうところを歩くのは命の洗濯であります。
本日の暦であります。
2月11日 金曜日 (旧暦 1月九日) 丁酉(ひのと とり) 七赤
六輝:
先負(せんまけ・せんぷ) 先負日の略。静かにしているのが良い日とされ、特に
公事や急用を避ける日。午後大吉。
中段:
あやぶ(危) この日は万事に危惧を含み、何事も控えめに慎んで吉。
旅行、登山、船乗りなどは凶。
本日は「建国記念の日」です。建国をしのび、国を愛する心を養う国民の祝日。1966(昭和41)年から国民の祝日になりました。この日はかつて「紀元節」という祝日だったのですが、戦後になってこの祝日は廃止されました。1951(昭和26)年頃から復活の動きが見られ、1957(昭和32)年以降9回の議案提出・廃案を経て、1966(昭和41)年に、日附は政令で定めるものとして国民の祝日に追加されました。建国記念の日の日附については内閣の建国記念日審議会でも揉めたのですが、10人の委員のうち7人の賛成により、2月11日にするとの答申が1966(昭和41)年12月8日に提出され、翌日政令が公布されました。「建国記念日」ではなく「記念の日」なのは、建国された日とは関係なく、単に建国されたということを記念する日であるという考えによるものであります。ま、「象徴的な」ってことなんでしょうな。いずれにせよ国があるというのは国民が尊ばれるということであります。国なき民は寄る辺なく差別の対象になりますから、それだけでも感謝しなくちゃなと思いますよ。
本日も皆さんにとってよい日でありますように。