ぶん屋の抽斗 （旧）

季節の変わり目はいろいろと「節目」になりまして、秋の侯ではありますが
彼岸を迎えますってぇと晩秋へと季節が変わってまいりますな。

樹木の葉はその色目を変え、これから来る季節への支度をしておりますし、
夜ともなれば虫の音を楽しみ中秋の名月を愛でることも。

変革ってぇのは何も自然ばかりじゃありませんでして、女房の周りにも繊細に
して大胆な事柄が起こっておりますればこれまでの女房の努力が報われると
あたしも影ながら喜んでおります。

もちろん夫婦でありますから、お互いの変革ってぇのは良きにせよ悪しきにせよ
影響ってぇのがあるのは当たり前の事でありまして、此度の出来事はあたしも
心の底から良かったなと。

人が世の中にいて起こる事ってぇのは季節と同じで足音を潜めてやってくるようで
ありまして、それは起こってみて始めて気がつくことのほうが多いようでありますが、
その変革を待ち望んでいた女房は常に気を張って”目覚めていた”ってぇ事でしょうな。










そっと忍び足でやってくる兆候を気取るってぇのは、いつでもそのことに感心を
持つってぇ事でありまして、その事柄に腐心して準備をしていなくっちゃならない。

季節は過ぎてゆくものではありますが、来る季節を思うことと
なんだか似ているようでもあります。

「ぶん屋」は本日木曜日から週末日曜日まで、午後１時から７時までの営業であります。
今週も通常通りの営業にて、皆様のお運びを心からお待ち申し上げております。

（いい季節でありますな）