ここの所地形がよくって通っている西のホームでは、夏季の駐車場料金徴収で8時前には出ないと400円を取られる。ま、いくばくかの銭を惜しむ訳じゃないんですが、7月半ばから8月いっぱいだけ銭を取るてぇのもなんだか腑に落ちない。それに遠州灘は全面遊泳禁止でありまして、料金を取るってぇのは暗に遊泳解禁を言っているようなものでありまして、そこのところはどうなんだと役所に聞いてみたい。
てぇことで、7時30分を越えた辺りになりますってぇとサーファーたちはそそくさと海から上がって行きますな。ま、あたしもその口なんですが、しかし、毎日400円がかかるってぇのは積み重なりますってぇとでかい。ま、そんな具合でもって、今朝はぎりぎりになって海から上がったものですから、車にタオルを敷きまして、駐車場から一旦出ましての着替えと。
海から家まではおおよそ30分かかりますから、いつもならこの時点で女房にメールをして今から帰るってぇ事を告げるんですが、どうも夏バテらしい女房は、せっかくの休みてぇこともありまして、連絡をいれずに家へ戻ることにいたしました。帰ってまいりましてボードを納戸へとしまい、ウエットを干しまして玄関へ入ろうとしますってぇと、案の定鍵が開いていない。まだ寝てるのかと思いまして鍵を開け家に入る。それでもそろそろ起さなくっちゃと思ったところへ女房が起きてきた。
「お待たせしました」
「ゆんべはよく寝られたのかぃ?」
「ここの所すぐ眠りにつけないの。夜中にも何回か起きてしまうし・・・」
「そりゃよくねぇな、疲れがたまってるんだろ」
「でも、今朝はゆっくりさせてもらいましたから、すこしは楽です」
「ま、今日はのんびりするんだな」
「今日はちょっとお買い物に行きたいんですけど、お願い出来るかしら」
「ああ、かまやしねぇよ、おいらもさして用事があるわけじゃなし、付き合うよ」
「それじゃお願い」
朝飯を抜く人が多いようですが、やはり朝からしっかり食わなくっちゃ体力がなくなっちまいまして、バテやすくなりますな。三度の飯をしっかり頂きまして、体も動かす。で、充分な睡眠てぇのがいいんですが、ま、この世知辛い世の中であります、そんなことはわかっちゃいても出来ないことも多いようでありますな。まずは朝飯が一日のエネルギーでありますな。今朝も美味しい朝餉をありがとう。
(腹六分目で軽くね)