昨日は古人見町「若御子神社例祭」の本祭でありまして、やはり仕事を早めに
切り上げまして伺うことにいたしました。このお祭も始めて来てから4年目に。
舘山寺街道から白山街道へ、湖畔を走りきれいな夕景の中古人見町へ。
屋台にはすでに明かりがともっておりまして、割れも割れもと撥を握り太鼓を
打ち鳴らす若者たちで賑わっておりました。若い衆とちょいと歓談をいたしまして
打ち上げの頃合を見計らいましてお社へと上がってゆくことに。

(宵祭でのスナップ。打ち挙げを行なうタクヤ君と、右にいるのは
去年打ち挙げを行なったコウスケ君。左にいるのはタコオヤジ)

(今年の本祭で打ち挙げを行なうトシカズ君)
社の石段下で待ち構えておりますってぇと屋台が上ってくる。後に結わえ付け
られた大太鼓を打ち鳴らし、お囃子を携えての屋台巡航でありまして勇壮であります。
屋台の位置も決まり、車止めをいたしますってぇと若い衆が交代で太鼓を打ち鳴らす。
この太鼓は一枚革でできておりまして、牛一頭の皮を伸ばした限界の大きさだってぇ
事でありますな。太鼓の音が腹に響く。







若い衆がそれぞれ叩き終えますってぇといよいよ本祭の打ち挙げ奉納であります。
氏子総代に口上を述べましての打ち挙げの始まりであります。




静寂が張り詰めた社に篠笛の調べと大太鼓の魂を振るわす響き。
打ち挙げを司る者は渾身の気合で大太鼓を打ち鳴らし、拳もろとも
叩きつけるがために、拳の皮膚は裂け鮮血が太鼓を染める。
今年もいいお祭りを見させていただきました。
そして、来年もさらに宵お祭りになりますよう心からお祈り申し上げます。
(有志会の皆さんお疲れ様でした)