春雨じゃ、なラジオ

春雨じゃ、なラジオ

雨降りの今日はサテライトまで徒歩でテクテクと。自転車で傘を差して乗るとつかまるしね。そぼ降る雨の中を傘差してテクテク。ちょっと子供の頃の気持ちに戻りますな。姿かたちはおっさんなれど、頭の中は幼稚園児とかわりゃしねぇ。わはは。

ここの所しばらくK-POPの対訳をつけては記事にしているんですが、これがね、なかなかに難しい。韓国語の意味は理解していても、そのニュアンスを伝える日本語がなかったりするので、できるだけ近い表現をしなくっちゃならない。自分の頭の中にある絵を描こうとして、色鉛筆の箱を見たらその色がないって感じ。

言葉ってぇのは文化でありまして、歴史だったり美意識だったりいたしますな。言葉でその違いが分かれたのか、はたまた文化の違いが言葉を変えたのか、こりゃなかなかに難しい。日本においても方言なんてぇものがあったりいたしまして、この浜松の地域には「ぶしょったい」なんてぇ言葉があるんですが、これに一番近い言葉は「だらしない」てぇことになる。だけど、ぜんぜんニュアンスが違う。

「部屋ん中んごんどうだらけだら」てぇのはちょいと上級編の遠州弁になるんですが、「部屋の中がゴミ(いらないもの)だらけでしょ」なんてぇのとはまったくニュアンスが違う。ま、方便ばかりじゃなくって世代によっても言葉の使い方が違いまして、女子高校生の言葉と、二十歳代の言葉、三十路なんてぇのともやはり異なる。驚いたのは女子高校生が「イツメンでチョノリン」てぇのがありまして、外国語か?と。これね、「いつものメンバーで超ノリノリ(めちゃめちゃ楽しい)」てぇことだそうであります。

江戸時代だって、商人、職人、お侍さんで言葉が違いまして、「お茶をいただきたいんですがよろしいかな」「茶を一杯もらいてぇんだが」「これ、茶を所望したい」と、すべて雰囲気が違う。なんだか話が横へそれていっちまいそうではありますが、とにかくニュアンスを伝えるってぇのは難しいなと。








春雨じゃ、なラジオ
(今年は、韓国語能力検定を受けたいなと)

ま、図案ひとつとっても、同じでありますな。今を盛りとしている「梅」なんかでも、梅鉢がありまして、光琳梅、ねじ梅と、数え上げたら枚挙に暇がない。で、その梅を描く下地に地色があって図案の配置、大きさ、色合いとそのすべてが影響をし合ってまったく違う図案が出来上がる。派手なものから地味なもの、傾いた(かぶいた)図案から粋なもの、品のあるものと押し出しと張りのあるものと千差万別百花繚乱。そう考えれば考えるほど図案てぇのは言葉と一緒だななんてね。

さて、合間を縫って対訳をつけた5dolls第二弾でも記事にするとしましょうかね。

(K-POPの記事はアクセスが悪いw)







同じカテゴリー(サテライトから)の記事
体質改善なラジオ
体質改善なラジオ(2011-03-03 18:16)

ラーメンなラジオ
ラーメンなラジオ(2011-01-27 19:48)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
春雨じゃ、なラジオ
    コメント(0)