久しぶりの"Kanzume Da Carnival"
ジムから上がりまして家へと帰ってまいりますってぇと、そこそこの時間になっちまった。猫たちのもっぱらの関心事は「飯」でありまして、後は寝ることだけ。夕方もせまってまいりますればはる姐さんが「飯」の催促をしに来る。えさの器をみますってぇと、これまたきれいに食べてありまして、まさしく舐めたようにピカピカ。
あたしんちの猫たちの飯はもっぱらドライフードなんですが、あたし的にちょいとしたルールがありまして、一粒も残さずきれいに食べてあった日には缶詰をあげるってぇこと。半分とか残っていたりしますと、そこへ継ぎ足してドライフードを上げるんですが、猫たちはいつも缶詰が食べたい。しかし、やはり缶詰のほうが値がいい訳で、できれば毎食でも缶詰を食べたいようですが、経済状態がそれを許さない。(お前がラーメンやめろ)
で。今日は帰ってまいりますってぇときれいに平らげてあったので、缶詰の出番と相成ります。まずはドライフードの皿を流しへと撤去いたしまして、新しい皿を出す。この時点で猫たちは「もしかして?もしかして、そうなの?」と期待が膨らみます。で、その小皿を台所に並べまして、いよいよ缶詰のお出ましであります。こうなりますってぇと、猫たちはあたしの周りでスタンディングオーベーション。あたしは一躍ハリウッドのスターにでもなったような気分。(早くあげたらどうなんだ)
食い物の恨みは恐ろしいといいますから、分量が多いの少ないのなんてぇことがないように、慎重に分けます。それぞれの器に盛り付けをいたしますってぇと、古参の猫から分配をいたします。まずははる姐さんとちょび太。次いでなつ丸とふゆ坊。もうね、試験を受けてる受験生みたいになって器とにらめっこ。
「あたいね、これ好きだよ」
「あたしもっ」
「ぼくね、これ好きだよ」
「もったいぶってさ、すぐにお出しよ、この唐変木」
(今日の我が家はカーニバルです)
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